最後の禁酒

素数飲み(プライム・アルコール・メソッド)で禁酒(節酒)にチャレンジ、これでもダメなら断酒しかない

ビールのテレビCMは洗脳レベルだが、あるCMを転機に飲酒欲求が沸いてこなくなった

禁酒(節酒)して328日。飲んだ日は63日(.1921)。

いい感じで節酒を続けている。飲むのは5日に1日以下のペースだ。さて、節酒を始めたころは、テレビCMでビールの絵を見かけるたびに飲酒欲求と戦っていた。海辺ではしゃぎながらビールを飲む若者たち、バーベキューしながら楽しそうにビールを飲む男女、家の広いダイニングで美味しそうな料理を囲んで笑顔でビールを飲む夫婦、部屋で寛ぎながら一人でビールを飲む女性。そんなCMをこれでもかと見させられ、節酒を始めたころは誘惑と戦わなければならず、それはかなり苦戦していた。

ところが、節酒を始めてしばらくしたときに、あるビールのCMを見たことが転機となった。そのCMは、おそらく会社の同僚(おじさんたち)だろうか、居酒屋でビールを乾杯、美味しく飲むシーンで始まっていた。そこまでだったらよくあるCMである。しかしそのCMには続きがあった。店の外のシーンでは、駆け寄って店に入ろうとする若く美しい女性、その女性はその会社の同僚(おじさんたち)の席へ、そして笑顔で乾杯する、という流れだった。そのシーンに『ビールを飲めばいいこと(若く美しい女性と乾杯)が待ってますよ』というメッセージを読み取れて、「あざといな」と感じてしまったのだった。それ以来、ビールのCMを見ても不思議なことに飲酒欲求が沸いてこなくなったのだった。

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禁酒して327日。「家にビールがある以上、それは飲まれなければならない」

禁酒(節酒)して327日。飲んだ日は63日(.1927)。

禁酒のやり方に正解はないが、不正解はある。家にお酒を置いておくことだ。家にお酒があるとつい飲んでしまう。

ロシアの作家アントン・チェーホフがうまいことをいっている。「もし物語の中に拳銃が出てきたら、それは発射されなくてはならない」

 海辺のカフカ村上春樹

 家にビールがある以上、それは飲まれなければならないのだ。

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禁酒して320日。「ビールに適量はない。飲み足りないか、飲み過ぎるかのどちらかなのだ」

禁酒(節酒)して320日。飲んだ日は62日(.1938)。

ビールに適量はない。飲み足りないか、飲み過ぎるかのどちらかなのだ

とは、コラムニストの小田嶋隆氏の名言である。そういえば著書「上を向いてアルコール」を読み終えたのでまた感想をアップしたい。

ともあれ順調に節酒を続けている。

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禁酒して316日。今年は9/27を最後に家では飲んでいない

禁酒して316日。飲んだ日は62日(.1962)。

最近はめっきり冷えてきた。昨年の今ごろは家で一人鍋をしながら、ビールを毎回数本飲んでいた。今年は9/27を最後に家では飲んでいない。

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禁酒して311日。この日はベトナム料理屋で18日ぶりのビール

禁酒して311日。この日はベトナム料理屋で少人数宴会。コロナ禍による久しぶりの外食、そして18日ぶりのビールで感動、感涙。飲んだ日はこれで62日になった(.1994)。

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禁酒して309日。体重は64.6kgに(禁酒前より増えている)

禁酒して309日。飲んだ日は61日(.1974)。体重は禁酒前より増えて64.6kg。

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ところで

目の前の恐怖は、想像力の生み出す恐怖ほど恐ろしくはない

と言ったのはシェイクスピアだが、ビールの場合は逆だ。

想像力の生み出すビールは、目の前のビールほど恐ろしくはない

つまり、禁酒をするときには家にビールのストックをしないことが大事なのだ。このまま1割台で継続していきたい。

禁酒して306日。ついに飲み日率が2割切り

禁酒して306日。飲んだ日は61日。ついに飲み日率が2割切り(.1993)

素数の出現頻度を超えて飲まない節酒法「プライム・アルコール・メソッド」によって、ついに飲む日の割合が2割を切ったのである。

ただ、最近の課題はごはんやお菓子を食べ過ぎてしまうこと。アルコールを飲みすぎるよりははるかに良いと思うのだが、体重が増えてしまうのは本意ではないので、なんとかしたい。

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そんなときに新聞に書籍の広告が出ていた。「小食を愉しむ シンプルにやせる、太らない習慣」という本。

王様の朝食、王子様の昼食、貧者の夕食

というフレーズが目にとまった。要するに朝にしっかり食べて、夜は少しだけ食べるということだろう。夜にペヤングソース焼きそばの大盛を食べるという意味ではないと思う。

空腹を手なずける

という表現もなかなかいい。