最後の禁酒

素数飲み(プライム・アルコール・メソッド)で禁酒(節酒)にチャレンジ、これでもダメなら断酒しかない

節酒をはじめて3か月たち「スリップアワー」が影を潜めている

節酒は順調。93日間で飲んだ日は20日(.215)だけだ。

さて、マジックアワーという言葉をご存じだろうか。

日没前、日の出後に数十分程体験できる薄明の時間帯を指す撮影用語で、光源となる太陽からの光線が日中より赤く、淡い状態となり、色相がソフトで暖かく、金色に輝いて見える状態である。(Wikipedia

断酒をしていて再飲酒してしまうことを「スリップ」と呼ぶことがあるが、私は自らの飲酒時代に、日没前にお酒が飲みたくなる時間帯を、このマジックアワーにかけて「スリップアワー」と呼んでいた。

朝起きて出勤するときには今晩はお酒は飲まないと決めているのだが、ランチを食べるときも今晩はお酒を飲まないときめているのだが、あら不思議、会社を出るころ、日没前の薄明かりの時間帯になると、太陽からの光線が日中より赤く淡い状態となり、いつの間にか今晩はどこで飲もうかなーということになっている。これが「スリップアワー」なのである。

その「スリップアワー」だが、節酒をはじめて3か月たち、影を潜めている。なぜか。それはお酒を週6飲んで週1我慢するよりも、週1飲んで週6我慢するほうが楽だからである。週6飲んで週1我慢する場合、その我慢の度合いが半端ない。シューイチ半端ない、である。逆に、過去の私も含めてお酒を日々嗜んでおられる方々には到底理解不能でこのひと何言ってるんだろうのレベルかもしれないが敢えて言わせてもらえれば、週1しか飲まず週6我慢するのは比較的楽なのだ。飲んだ日の翌日はさすがに脳と体が「飲みたい、飲ませろ」と指令してくる。しかしその日さえ凌げれば、他の飲まない日の我慢はさほどでもないのだ。むしろ全く酒を飲まない断酒のほうが楽なのではないかと思うほどだ。これはプライム・アルコール・メソッドを続けたからこそ達した境地だ(まだ3か月だけど)。

週1飲んだ翌日、「スリップアワー」のときに、まず甘いものを食べてしまって、ビール欲求を緩和するのも効果的な方法だ。

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写真は大阪駅で買った、りくろーおじさんの店のチョコレートチーズケーキ。

プライム・アルコール・メソッドを続けていく。